シンガー・ソングライターのニール・ヤング(79)が、公演後に「家族に予期せぬ健康上の緊急事態が発生した」として病院に急行した。12日、米カリフォルニア州マウンテンビューのショアライン・アンフィシアターでコンサートを開催したニールだが、ステージを降りてすぐに救急治療室へ向かったという。
自身のウェブサイトブログで救急車内で撮影した写真をシェア。「昨夜の音楽は素晴らしかった。しかし終わった直後、家族に予期せぬ健康上の緊急事態が発生し、病院へ急遽向かうことになった」と記している。
家族の誰が体調を崩したのかについては触れなかったニールだが、この緊急事態で旧友たちとの再会をキャンセルせざるを得なかったそうだ。ちなみに最終公演となった15日のロサンゼルス「ハリウッド・ボウル」でのコンサートは予定通り開催された。
6月にスウェーデンで「ラヴ・アース」ツアーを開始して以来各地を巡り、英国での「グラストンベリー・フェスティバル」ではヘッドライナーを務め、ヨーロッパ、アメリカ、カナダで公演を重ねてきた。その旅の様子を自身のブログで記録しており、今回の事態の2日前にはコロラド州ベンド公演へ向かう途中のオレゴン州の自然の美しさを綴っていた。