世界三大珍獣のひとつ「コビトカバ」の赤ちゃんが可愛すぎると話題だ。
神戸どうぶつ王国(神戸市中央区)にて、7月9日に生まれたコビトカバの赤ちゃん「ウタ」の一般公開が8月25日より始まった。
つやつやでムチムチの赤ちゃんの様子は「可愛すぎる!」と大きな反響を呼び、神戸どうぶつ王国公式Xが投稿した、また歯が生えてない口でモグモグと野菜を食べるウタの動画は41万回再生を記録した。成長についてなど、飼育員に詳しく話を聞いた。
――誕生時から現在までの成長について
飼育員:母親からのミルクも飲んではいるのですが、親と同じような草や葉、ペレット等を食べ始めています。体重は7月10日に6.14kgだったのが、9月3日には21.36kgまで大きくなりました。性格などはこれから分かると思いますが、マイペースなように思います。
――特に印象に残る場面は?
飼育員:産まれてすぐは私自身も緊張や心配事等もあったのですが、ふとした瞬間に親仔が同じ体勢で眠っている姿を見るとホッとしました。微笑ましいです。
――飼育する上で、楽しいことと、苦労していることは?
飼育員:直接コビトカバと一緒の空間で触れながらお世話するわけではなく、間接飼育という、壁や柵などを隔てた状況で飼育しているので、ご褒美などを使ってコビトカバたちに自発的に協力してもらいながら、健康管理やお世話を行っています。動物にとってはストレスの無い方法なのですが、なかなか思い通りにならず、楽しくも難しくもあります。
――特に注目して観察してほしいポイントは?
飼育員:親仔の関わりを観察してみてください。コビトカバという動物の、新たな魅力が発見できると思いますよ!
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SNSでは、「ムチムチしてて可愛すぎる」「お目目が大きくて本当にかわいい」「何でもしてあげたい」「すぐ会いにいきます!」など魅力に翻弄される人が続出。貴重な赤ちゃん時代、是非直接見に足を運んでいただきたい。
神戸どうぶつ王国 公式X
https://x.com/kobe_doubutsu