ヘンリー王子(40)が、がん治療中の父チャールズ国王(76)との1年7カ月ぶりの再会を果たした。面会は10日夕方、ロンドンのクラレンス・ハウスで行われ、55分間にわたるプライベートなティータイムとなった。
ヘンリー王子の車は午後5時21分に到着し、午後6時14分に退去。これは2024年2月の30分間の面会に比べ、ほぼ倍の時間だった。面会後、王子はロンドンで開催されたインヴィクタス・ゲーム関連のイベントで国王の健康状態に言及、「父は元気です」と語った。
チャールズ国王は当日午後2時前にスコットランドのバルモラルを出発し、約1時間後にRAFノースホルトに到着、妻カミラ王妃(77)の姿はなかった。
兄ウィリアム皇太子(43)は、この再会には立ち会わず、世界自殺予防デーである同日、カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われたメンタルヘルス支援施設の開設イベントに出席していた。
現在は妻メーガン妃(43)と夫妻の2人の子供たちと共に米カリフォルニアで暮らすヘンリー王子は、ウィリアム皇太子を含む多くの王室メンバーと疎遠なままとなっている。
今回の訪英は4日間の慈善活動の一環で、この日にはインペリアル・カレッジ・ロンドンの爆傷研究センターも訪問している。