akiya_b

豊田真由子氏が参政党役員に!いきなり政調会長補佐 神谷代表「過去の経緯は置いて、能力があって思いがある方」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
豊田真由子氏
豊田真由子氏

 参政党の神谷宗幣代表(47)が8日、国会内での定例会見で、元衆院議員で評論家、コメンテーターとしても活躍する豊田真由子氏(50)が同党のボードメンバー(役員)に就任したと発表した。

 神谷氏は「(党の)政調会長補佐ということで、元衆議院議員の豊田真由子さんにもボードメンバーに入っていただきたい。議員ではありませんけれど、元議員の経験値ということと、参政党はこれから政策をしっかりと練り上げていかねばなりません。官僚の経験、議員の経験がある方を探しておりまして、豊田さんとのご縁をいただきました」と経緯を説明した。

 さらに「メディアの方からしますと、過去にいろんな失言等ありまして、議員を辞められたといった経緯もご存じだと思いますけれど、もうあれからかなりの時間が経ちました」と、2017年の豊田氏による秘書などへのパワハラや暴言騒動を切り出した。

 「彼女も自分が起こしたことについては深く反省されているとお聞きしましたし、それを踏まえて、それでもやっぱり日本の政治のことをしっかりと前に進めたいという思いをお持ちだということもしっかりと確認ができました。我が党といたしましては、過去の経緯は置いておいて、やはり能力があって思いがある方。そういった方に集まっていただいて、一緒に党の運営をしていただきたい」と不問とした。

 神谷氏は「私もよく叩かれますし、この周りのメンバーもいろんな形で失敗したり失言したりしてきた。けれども、一回そういう失言なりトラブルがあったからといって、政治生命が終わるというのは、私たちはよくないということも言ってまいりました。いろいろ失敗があったとしても、日本を良くするために政策実現をしていこうという方々の力を集めて、参政党をより大きな党にしていきたいということで、豊田さんにもご快諾いただき、ボードメンバー、政調会長補佐という形でお願いするという運びになりました」と大きな期待をかけた。

 会見で豊田氏は「神谷代表から、党の政策や組織運営を手伝ってくれないかという声がけを賜りまして、本当にいろいろ悩んだんですけれども、私は行政、政治を経て民間でお仕事をさせていただいております。その中で、いろんな困難な状況にある方の声などもうかがってまいりました。そうしたことを踏まえて、党を通じて今一度日本の国のために少しでもお役に立つことができる可能性があるのであれば頑張りたいと決断をさせていただきました」と決意を述べた。

 コメンテーターとしても活躍する豊田氏は「メディアなどでお仕事をさせていただいておるんですけれども、行政や政治の現場の厳しさを、もがき苦しむほど皆さんのこともよくわかった上で、それなのに今自分はちょっと安全な場所にいながら言いたいことを言っている。実際にどういったコメントをさせていただいても、今国の中で困っている方を救うことができない歯がゆさ、ジレンマを抱えてまいりました。そうであれば、自分自身で汗をかいて、もがき苦しみながら、そういったお声を受け止めて課題を解決していくということをせねばならぬのではないかと思うに至った次第であります」と決断した理由を説明した。

 いろんな葛藤があったとした豊田氏は「8年前、私は本当に大きな大きな失敗をいたしまして、本当に申し訳ないという思いで、人生も本当に壊してゼロから、また自分の至らなさ、未熟さを恥じながら生きてまいりました。こうした反省の上に立って、ゼロからスタート…頑張らせていただきたい」と、自ら騒動を振り返った。

 厚生労働省や、外交官の経歴を持つ豊田氏は「神谷代表からはそうした専門性も活かしてデータやエビデンスに基づいた説得力のある政策というものを党員、サポーター、ご支援いただいている方の声も最大限くみ取りながら、どうやって実現可能な、そしてこの国と世界にとって良い政策をつくっていけるかということをやってほしいということで、頑張りたいと思っております」と思いを語った。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース