日本維新の会の石平(せきへい)参院議員(63)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。中国外務省が同日、石平氏に中国国内の財産凍結やビザを発給しないなどの制裁措置を決定したとの報道を受け「制裁されたことはむしろ光栄、中国政府から勲章をもらったものだ!」とつづった。
石平氏は「制裁発動のニュースを教えられて吃驚した。そもそも、この私は中国国内では一文の財産をもっていないし、中国へ行くつもりもない。財産凍結もビザ発行しないのも単なる向こうの茶番だが」と皮肉った。
国際問題評論家の石平氏は中国生まれだが、日本国籍を取得している。突然の“制裁発動”に「中国外務省の公式サイトをみると、私石平にたいする制裁発動の理由として、『石平は長期間、台湾、尖閣、歴史、新疆、チベット、香港など問題で間違った言論をばらまき、公然と靖国神社参拝』を挙げた。なるほど、それは私の今までの言論活動にたいする全面的な大評価ではないのか!」と、胸を張っていた。