韓国の歌手で女優のオム・ジョンファ(56)が、過去に甲状腺がんの手術を受けた際の、複雑な心境を告白した。
オム・ジョンファは、自身のYouTubeチャンネルで公開した動画で、女優のイエル(43)とともに本音を語り合った。ドラマ「かけがえのない私のスター」での共演をきっかけに距離を縮めた2人は、自分を労わる方法について話しながら、正直な感情を打ち明けた。
イエルが「誰が私をいたわってくれるんだろう」と寂しさを打ち明けると、オム・ジョンファは深く共感しながら、甲状腺がんを患った過去を回想。「がんと言われて、すごく怖かった。手術室に入った時、2つの考えが同時に浮かんだ」と涙を浮かべた。
「1つは、結婚してないから子どもがいなくて良かったという考え。もし子どもがいたら、手術を受ける私を見て苦しむだろうと思って」「でも同時に、それがとても悲しかった」と、当時の心境を明かした。
オム・ジョンファは2010年に甲状腺がんの手術を受け、声帯麻痺のために8カ月もの間、声を出せない状況が続いた。その後、リハビリにより回復し、16年12月に10thフルアルバム「The Cloud Dream of the Nine-最初の夢」をリリースして復帰を果たした。