厳しい残暑まっただ中だが、ファッション界隈の視線はすでに「秋冬」へ。株式会社MIXI提供のサロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」はこのほど、都心部で働く現役美容師225人に2025年秋冬の「トレンドヘアスタイル」「トレンドヘアカラー」についてアンケートを実施、結果を公表した。
ヘアスタイルの第3位に選ばれたのは「カチモリ」。韓国由来のトレンドで、平成リバイバルの流れからも注目を浴びているヘアスタイル。シンプルなお団子スタイルから、三つ編みやハーフアップと組み合わせたアレンジまで、幅広く楽しめる。「襟の長い服を着ることが多いので、フルでアップをする事が多い」「簡単かつ、今っぽさが出る」と春夏トレンドに引き続き支持を集めた。
第2位は「重めスタイル」。秋冬はスタイルに関わらず重めがトレンドになりそうで、「冬は少し重ためでまとまり感もプラスされるレイヤースタイルがお洋服との組み合わせにも合う」「ブームは移りゆくもので、また厚めが流行りそう」などの意見があった。
第1位は「レイヤースタイル」。軽めのハイレイヤーが人気を集めた春夏に対し、秋冬は重めのレイヤーがトレンド入り。「レイヤーはデザインによってすべての方へ似合わせが可能なので、幅広く対応できる」といった声もあり、レイヤーを入れる位置に関わらず、全体の重さを残したスタイルが注目を集めているという。
また、番外編として、リバース巻きでエレガントに仕上げるスタイルがトレンドの中、内巻きにさせるスタイリングで可愛らしさを引き出す「フォワード巻き」、バレエを思わせるリボンやチュールなどの要素を取り入れた、可愛らしさが特徴の「バレエコア」、トップにレイヤーを入れて丸みを出しつつ、襟足を長めに残したクラゲのようなシルエットが特徴の「クラゲヘア」、レイヤーカットの進化系で蝶が羽ばたくようなシルエットが特徴の「バタフライカット」、平成初期のような三つ編みやお団子を取り入れ、韓国アイドルの間で流行している「Y2Kヘアアレンジ」なども人気上昇中のスタイルとしている。
ヘアカラーの第3位は「グレージュ系」。特に「シアーグレージュ」や「ラベンダーグレージュ」など暗髪でも透明感の引き立つカラーが支持された。
第2位は「ベージュ系」。ナチュラルさを残しながら明るい髪色が楽しめる「ヘーゼルベージュ」や「ミルクティーベージュ」などに票が集まった。
第1位は「ブラウン系」。中でも「チョコレートブラウン」や「ココアブラウン」などのほんのり赤みのあるカラーが人気。「韓国でも明るめブラウン系が流行っている」「髪がキレイに見えるから」などの理由から、多くの票が集まった。
昨年はレッド系やブラウン系などが人気だったが、今年はブラウン系・グレージュ系・オリーブ系などブリーチなしでも染められるカラーが幅広く支持されている。「髪をキレイに見せたい」というニーズも高まっているため、ツヤ感や透明感が引き立つ髪色への注目が高まりそうだという。
◆トレンドヘアスタイル(https://minimodel.jp/room/hair/hairstyletrend-2025aw)
◆トレンドヘアカラー(https://minimodel.jp/room/hair/haircolortrend-2025aw)