ロンドンのO2アリーナで24日に開催されたAEWと新日本プロレス(NJPW)による共同興行「AEW x NJPW Forbidden Door」が、1万8992人の観客を動員し、同会場でのプロレスイベントとして過去最多の観客数を記録した。これは2023年にWWE「マネー・イン・ザ・バンク」が記録した1万7617人を上回る快挙となった。
この大会では、豪華な対戦カードが並び、AEW TBS王座戦ではメルセデス・モネがアレックス・ウィンザー、ボジラ、ペルセポネを相手にピンフォール勝ちを収め、王座防衛に成功。また、AEW世界王座戦では“ハングマン”アダム・ペイジがMJFを激戦の末に下し、王座を保持した。
メインイベントは「ライトアウト・スチールケージ・マッチ」として、ダービー・アリン、棚橋弘至、ウィル・オスプレイ、ゴールデン☆ラヴァーズ(ケニー・オメガ&飯伏幸太)が、ゲイブ・キッド、デス・ライダーズ(ジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ)、ヤング・バックス(ニック&マット・ジャクソン)と対戦。壮絶な試合の末、前者のチームが勝利を収めた。
AEWのトニー・カーン社長は大会後の記者会見で、「2025年はAEWにとって最高の年だと信じている。素晴らしい夜と瞬間を積み重ねられて誇りに思う」と語り、AEWの成長を強調した。