「アベンジャーズ」シリーズの「ソー」役などで知られる俳優のクリス・ヘムズワースが、テレビ番組に向けて危険なサーフィンに挑戦することを却下されていたという。2022年に配信された「ナショナルジオグラフィック」の「リミットレスwithクリス・ヘムズワース」の新シリーズ「リミットレス:リブ・ベター・ナウ」を撮影中のクリス。今回はエド・シーランのコンサートでステージに立つべくドラムを学んだり、韓国の特殊部隊と共にトレーニングをしたり、スイスにある高さ600フィート(約183メートル)のダムに登ったりと様々な難題に挑戦しているが、サーフィンで高さ40フィート(約12メートル)の波に乗るという挑戦は、危険すぎるとされたという。
クリスは「ザ・ハリウッド・リポーター」に「高さ40フィートの波に乗るため、専門家とトレーニングをしていたけど、承認を得ることができなかった」と語った。「それで代わりに約200メートルのダムに登ったんだ」「両方かなり危険だけど、ダムのほうはリスク評価で通った。『だめだ、彼は次に“ソー”の撮影が控えているんだから。大波に挑戦するエピソードで溺れさせるわけにはいかない』っていう心配があったんだよ」と明かした。
一方で、エドのコンサートのため、ドラムを2週間猛特訓した際には、手がまめだらけになったと明かしている。「ナショナル・ジオグラフィック」のインスタグラムには番組の動画なども掲載。クリスがダムに登る姿はまるでスパイダーマンだ。