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世界最高齢!?の赤ちゃんが誕生 1994年に凍結された胚から

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世界最高齢!?の赤ちゃんが誕生
世界最高齢!?の赤ちゃんが誕生

 世界最高齢の赤ちゃんが生まれた。7月26日にリンジー、ティム・ピアースさん夫妻の間に生まれた男の子サディアス・ダニエル・ピアース君は1994年に凍結され「養子縁組」となった胚から誕生した赤ちゃんとなった。

 ピアース夫妻は8年間の妊活で子供ができず胚を「養子」に迎えることを選択していた。

 一方1994年にリンダ・アーチャードさんと当時の夫が自然妊娠が難しく体外受精(IVF)を受けた際に胚が作られていた。4つの受精卵を作り、そのうちの1つが同夫妻の娘として誕生、残り3つは子供がまた欲しくなった時のために凍結されていた。同夫妻が離婚後、リンダさんはその受精卵の親権を獲得、「正しい事と感じた」として受精卵を養子に出すこととなった。

 キリスト教の胚養子縁組機関であるナイトライト・クリスチャン・アダプションズに提供されたその受精卵だが、移植が難しいとされて、スノーフレークスの胚養子縁組プログラム「オープン・ハーツ・スキーム」に斡旋されることに、そして数年後にピアースさん夫妻が同プログラムに応募、体外受精を経て親になる夢が現実となったかたちだ。

 米テネシー州ジョイス・ファーティリティ・クリニックで胚移植を受けたリンジーさんは「この尊い赤ちゃんを授かったことを畏敬の念を抱いています」と話し、「出産は大変でしたが私たちは二人とも元気です」と続けた。

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