俳優のタロン・エジャトン(35)は、ジェームズ・ボンドは自分に適役ではないと感じているという。ダニエル・クレイグの後任として同役を務める可能性が噂されているタロンだが、もっとクールで若い俳優の方がふさわしいと感じているそうだ。
ボンド役の可能性についてコライダーに聞かれたタロンはこう答える。「僕はボンド役には向いていない。良い選択じゃないよ。やるには自分はちぐはぐすぎる」「ジェームズ・ボンドは大好きで特にダニエル・クレイグ版がね。でも自分には向いていないし、適したクールな若手俳優がたくさんいるよ。僕じゃもったいない」
また「007」シリーズの規模を考えても自分には合わないと考えているという。「自分に大望や計画がないと言っているわけじゃない。商業的なことに興味がないとも言っていない。(依頼されれば)もちろん歓迎するよ」「けれど自身にとってもっとクリエイティブなレベルで語りかけてくるものを追いかけている時期なのかもしれない。でも永遠にそうなわけじゃないけど」「ジェームズ・ボンドは大変な仕事だ。自分が知る限りでは僕に依頼してきた人はいないよ」
そして他の映画プロジェクトを追及する方が満足感を得られるだろうとした。「(ボンド役は)自分にとって一番の幸せではないだろう。大きな仕事で人生を消耗してしまう役だから」
一方で最近、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による同シリーズ最新作で、「ユーフォリア/EUPHORIA」や「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」などで知られるシドニー・スウィーニーがボンドガールの有力候補と報じられていたところだ。