兄弟バンド「ジョナス・ブラザーズ」は、かつて「純潔の指輪」について公に語ったことで、キリスト教の価値観に従って生きるよう強い「プレッシャー」を感じていたと明かした。10代の頃、婚前交渉を控えることを象徴する指輪を身に着けていたことで知られる兄弟だが、現在35歳のジョー・ジョナスは、自らの信念をオープンにしたことで、非常に高い基準を維持することを求められたと振り返っている。
ペン・バッジリーのポッドキャスト「Podcrushed」に出演した際、ジョーは「僕たちは『純潔の指輪』で有名だった」とコメント。「教会のコミュニティでは、10歳か11歳くらいの同年代の子たちがみんなやっていたようなもので、『ふさわしい人を待つ』っていう感じだったんだ…」と深い意味を持っていたわけではないと語った。
続けて「15歳か16歳になると、インタビューでそのことを聞かれるようになる。『この話はしたくない』って言うと、『じゃあ、君たちはカルトに入ってるって記事にするよ』なんて言われるんだ」と取材で“圧力”があったことを告白。「セックスのことも、宗教やキリスト教のことも、記者たちは『彼らは神を信じているのか?神って何?そもそも神はいるのか?』みたいな質問をしてくる。それが記録に残るんだよ」と説明した。「それで、すごくプレッシャーを感じた。ここにいる僕たち3人全員の気持ちを代弁して言えるのは、『新聞に一度書かれたから、こういう人生を生きなきゃいけない。印刷物になった以上、ずっとそれを続けなきゃいけない』っていうプレッシャーを感じていたってことなんだ」と取材でのコメントの“怖さ”も口にした。