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24年ぶり再結成の米バンド、ステージ上でボーカルがギタリストを殴った→ツアー中止 15億円訴訟へ

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ジェーンズ・アディクションの(左から)ペリー・ファレル、 スティーヴン・パーキンス、クリス・チェイニー、デイヴ・ナヴァロ=2013年撮影
ジェーンズ・アディクションの(左から)ペリー・ファレル、 スティーヴン・パーキンス、クリス・チェイニー、デイヴ・ナヴァロ=2013年撮影

 ロックバンドのジェーンズ・アディクションが、ツアーに遅れが生じる原因となったステージ上での乱闘について、ボーカルのペリー・ファレルを訴えた。同バンドは昨年、24年ぶりのツアーと新曲「イミネント・レデンプション」のため、再結成したが、同年9月のボストン公演中にペリーがギタリストのデイヴ・ナヴァロに殴り掛かる事件が起こり、予定されていた残りの公演がキャンセルされていた。

 今回、デイヴとステファン・パーキンス、エリック・エイブリーら残りのメンバーが、ペリーの「野蛮で理不尽」な、その暴行について1000万ドル(約14億9000万円)を求める訴訟を起こした。

 PEOPLE.comの報道によれば、16日にロサンゼルス最高裁判所に提出された書類には「ペリー・ファレルはジェーンズ・アディクションによる北米33公演の再結成ツアー期間中、ショーの途中でナヴァロを容赦なくステージ上で襲撃」「ステージ上での攻撃による痛みと屈辱だけでは足りないかのように、ファレルはその後も楽屋で理性を失ったように殴打を続けた」などと書かれている。

 そして、その事件がネット上で世界中の人に見られ、バンドのリバイバルのすべての計画を終了することになったと指摘されている。

 一方ペリー側は、その衝突が挑発されたものだと主張、ツアー中止の決定については一切相談を受けていなかったとメンバーを訴えている。

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