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国民民主・榛葉幹事長、30歳最年少の女性候補にウルッ「目から鼻水出た」静岡で立候補も大阪で第一声

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
参院大阪選挙区に立候補した渡辺莉央氏(左)の応援演説に立った国民民主党・榛葉賀津也幹事長=大阪市内
参院大阪選挙区に立候補した渡辺莉央氏(左)の応援演説に立った国民民主党・榛葉賀津也幹事長=大阪市内

 参院選(20日投開票)が3日、公示され、17日間の選挙戦がスタート。静岡選挙区(改選数2)に立候補した現職で国民民主党幹事長の榛葉賀津也氏(57)は同日、大阪市内で第一声を上げた。

 静岡選挙区に立候補しながら、地元での出陣式の前に、大阪を第一声の場所に選んだ。「大阪は日本一大事でしょう?この大阪は、かつて自民党王国。そして維新の王国。しかし失われた30年。もう一度、対決より解決で。具体的な経済政策、成長戦略。それで日本を強くする。そのためには、大阪と東京、この日本を引っ張ってきた二つの都市がグッと伸びなきゃダメだね。どうしても対立の構造が長く続いたから、我々はもう一度具体的な経済政策。国民民主党成長戦略新三本の矢。これを訴えて。賃金を上げる、投資をする。そして、科学技術、イノベーション、教育予算を使う。この3つをしっかり訴えてね、日本を強くしたい。そのシンボルが大阪だからです」と訴えた。

 今回の参院選を「衆院で与党が過半数割れしている以上、この参院選が実質、政権選択選挙になる。ただね…何党が与党になるとか、誰が総理大臣になるとか。そんなちっちゃな選挙じゃないよ。明治維新、昭和の戦後の高度経済成長。それに匹敵する大きな波を、令和の我々が作っていく。日本の政治を変える夏。その意味で、とても大事な選挙だと思います」と強調した。

 記者団から「従来の与党野党っていう枠組みではなくて、新しい政権、政治の構造が生まれる選挙なのか」と問われた榛葉氏は「あるね。大きく日本の政治が変わる可能性がある。野党第1党も頑張ってるよ。だけど、野党第1党が政権獲っていいかっていうと、数字はそう簡単じゃないね…世論調査上。そういった意味で、まさに政治を変える夏。それにしなければならない」と述べた。

 参院大阪選挙区(改選数4)に立候補、全国で最年少候補となった同党の新人・渡辺莉央氏(30)の応援演説を行った。「自分の選挙も当然心配だけど、仲間がね。背水の陣で戦っているから。渡辺莉央30歳だよ。彼女を何とかして勝たせたい。その思いです。全国の名もなき選手たちが戦っているから。我々は全面的にバックアップするだけです」と声を枯らした。

 渡辺氏の演説を聴き終えると、目頭を押さえた。「グッときたね。目から鼻水出てきたね」と照れ隠しのジョークを飛ばした。「30歳の彼女がね…勇気持って立候補して…大したもんだよ。飾った言葉じゃなく、きのう一生懸命考えたって。ひと言ひと言噛みしめながら、等身大の彼女をしっかり訴えて、こんな感激感動した演説なかったね」とたたえた。

 「彼女たちが、これからの日本を引っ張っていくんだからね。永田町には妖怪みたい先生がいっぱいいるけど。普通の人が政治やることが大事。普通の人から幸せになることが大事。彼女の当選は、この日本、この選挙のシンボルだと思います。失われた30年と言われた時代を生き抜いた彼女がこの大阪で立つことが、日本の殻を破り、大阪の殻を破り、この閉塞感のある日本経済を打ち破ることだと思います」と期待を込めた。

 榛葉氏は「大阪は維新さんの牙城だから。ただ京都でも、兵庫でも、関東・東京でも、だいぶ流れが変わってきているよ。維新さんが強い大阪と言われているけど、共同代表国会議員は大阪の人じゃないしね。これ、地殻変動だね。そういった意味で、大阪でも堂々と維新さんの胸を借りて、渡辺莉央を勝たせたいと思います」と、国民民主の参院大阪選挙区での初議席獲得へ意気込んだ。

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