「軽い気持ちでシソを育てちゃいけない」。家庭菜園で育てていたシソを枯れたと思って放置していたら…翌年待ち受けていた驚異の繁殖が「すごっ!!」「増えすぎて草」「本当にシソの生命力すごい」と話題を呼んでいる。
シソの猛威を身をもって体験したのは、アレンジ家庭菜園がXで人気の「ぽたろう」(@HACK1136)さん。現在、自宅1階庭はシソ、シソ、シソ…見事なまでに生い茂りまくった状態だ。「軽い気持ちでシソを育てちゃいけない理由がコレ」とXにつづっている。
事の発端は昨年、2階ベランダでシソ1株を栽培し始めたこと。枯れた後もそのまま放置していたところ、種が1階庭に落下しており、それを起点として今年一気に繁殖。「初めて彼ら(シソ)の暴走を目にしたのは、今年の5月中旬でした」と気付いた時にはもう遅かった。実はこの庭、今春までドクダミがはびこっており、それをようやく駆除した途端、今度はシソの猛威が始まったという。本当は庭でピーマンを栽培する予定だったのだが「ピーマンの苗を持って庭に出たらこのありさま。気付いたときには完全に土地の所有権を奪われた形です。ピーマンは植木鉢で育ってます」と計画が崩れてしまった。
ネットでは「すごっ!!」「ヤバい」「増えすぎて草」「こんなに増えるんだ!すごい生命力」と驚く声のほか、「小さい頃実家でこれになりかけた時期あったw」「種を蒔いたわけでも水をあげてたわけでもないのに勝手に育ってた。本当にシソの生命力すごい」「ミントとかシソ達の増え方って凄いよね」と同様の体験談も多数。ぽたろうさんの投稿には2日時点で21万件を超える「いいね」が寄せられている。
庭をシソに占拠されてしまったが、意外に悲観的でもない。虫の被害は「よく見ると少しは跡が見られますが、それらに動じない数の暴力を振るっています」と幸いにも最小限。さらに、肝心の風味も「香り高きいつものシソ」だといい、「そうめんが止まりません」と日々の食卓を彩っている。「今後もちょこちょこと日々の食材に利用させてもらいますが、それよりもシソの繁茂が他の雑草繁茂の抑制(グランドカバー)になるため、このまま秋まで庭を守ってもらう予定です」と期待している。