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“会いに行ける党首”国民民主・玉木氏、握手会さらに強化へ「私ほど有権者と接している党首はいない」街頭演説

杉田 康人 杉田 康人
国民民主党の玉木雄一郎代表
国民民主党の玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表(56)が29日、神戸市内で街頭演説した。演説後の囲み取材で参院選(7月3日公示、20日投開票)の戦略について「原点回帰。政策の国民民主党、手取りを増やす国民民主党。この原点に帰ってですね、私たちが訴えてきた手取りを増やす政策をしっかり訴えていく。これに尽きると思ってます」と述べた。

 玉木氏は「先般の東京都議会選挙でも厳しいという声も一部あったんですが、0議席から9議席ということで躍進することができました。私も回っていると、国民民主党や国民民主党の政策に対する期待は予想以上。きょうも多くの人から『(年収)103万円の壁の引き上げさらに頑張ってくれ』『就職氷河期世代対策も頼むぞ』という声も現にいただきました」と手応えを語った。

 28日には大阪市内、この日は神戸市の繁華街・三宮センター街で街頭演説し、多くの聴衆から写真撮影や握手攻めにあっていた。「やはりフェイストゥフェイスのコミュニケーションっていうことも、私たち重視をしてきました。なんかSNSだけの政党のように言われますけど、たぶん私ほど有権者と接している党首はいないと思うくらい、リアルのやり取りやコミュニケーションということも重視をしてきた。リアルとネットをうまく組み合わせて、シナジー(相乗)効果を出していくことが非常に重要だなということをこの間、やってきて感じる」と振り返る。

 「参議院選挙ももちろん、ネットでも発信は強化していきますが、併せてリアルでの街頭演説や握手会、あるいはサイン会、こういったものを積極的にやっていきたい。とにかく我々考えていることをいかにお伝えできるかどうかっていうことなので、直接伝えること、ネットで伝えることを、ありとあらゆる手段で自分たちの考えや政策を伝えていきたいと思っています」と強調した。かつて「売れない実力派地下アイドル」と評された玉木氏は、“会いに行ける党首”を自負した。

 参院選の目標について「衆議院選挙では議席が4倍に増えて一定の存在感を示すことができるようになりましたけれども、まだまだ参議院では小さな勢力。今回非改選5人ですけれども、選挙に臨む現職4人、これをなんとか16人、4倍にさせていただいて、参議院トータル21議席。21議席になると、予算を伴う法案を国民民主党単独で提出することができるようになる」と掲げた。

 玉木氏は「ガソリンの暫定税率の廃止法案も、結局参議院で採決されず、葬られてしまった。国民の皆さんの懐に直結する政策を実現する力を持つためにも、16議席。非改選を合わせて21議席。これを目指して頑張りたい」と力を込めた。

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