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ペルーで日本人女性登山家が死去 標高6600メートル山頂付近で低体温症で遭難か 国際山岳医として活躍

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
※写真はイメージです(izzzy71/stock.adobe.com)
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 一般社団法人「WMA Japan」がこのほど、公式サイトを更新。南米・ペルーにあるワスカラン山(6768m)で同団体に所属する医療アドバイザー稲田千秋さんと、クライミングパートナーの寺田紗規氏が遭難したことを発表した。稲田さんはその後、現地で死亡が確認された。40歳。

 同サイトによると、6月24日ごろに稲田さんが低体温症と見られる体調不良により、行動不能に。その後、遭難したとみられ、衛星通信で現地の民間レスキュー機関に通報を入れた。場所が山頂付近の6600メートル付近ということもあり、救助ヘリで向かえる場所にないため、徒歩での捜索が始まった。

 その後も衛星通信による安否確認を行いつつ捜索が続き、2日後の26日にレスキュー隊は2人の元に到着した。しかしその時点で稲田さんは意識なしの重体であり、発見から3時間後に現地レスキュー隊および関係機関によって稲田さんの死亡を判断したと伝えた。

 寺田氏は翌27日に山麓の病院に無事搬送されたことも公表。最新の更新では、稲田さんの遺体が現地救助隊の手によってヘリコプターでピックアップできるの山小屋まで到着したことを明かしている。稲田さんのインスタグラムでは、寺田氏と2人でワスカラン山に向かう様子が投稿されていた。

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