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伝説のアイドル・小阪由佳が不惑のグラビア復帰 20キロ減量維持〝世界一貧しい大統領〟の言葉も後押し

北村 泰介 北村 泰介
不惑のグラビア復帰に意欲を示す小阪由佳=都内
不惑のグラビア復帰に意欲を示す小阪由佳=都内

 2000年代にグラビア・アイドルとして活躍し、現在は2つの芸能事務所を経営する実業家の小阪由佳が27日に40歳の誕生日を迎える。節目の年、小阪はグラビア復帰となる撮影を6月に行い、5月から再開したブログで日々の思いを綴っている。

 04年7月、19歳で「ミスマガジン」グランプリを受賞して本格的に芸能活動を始動。グラビアだけでなく、バラエティー番組やドラマ、映画などに出演したが、09年に突然、芸能界を引退。約20キロ増量した姿も報じられて世間を驚かせた。

 小阪は「その時は70キロ以上ありました」と振り返った。「洗脳」からの過食が背景にあったが、その後、独自の方法で20キロの減量に成功。10年以上、リバウンドもなく、適性体重を保っている。その〝減量作戦〟の名称は「グラビア式ダイエット」という。

 小阪は「いつ、人に見られてもいい体を作る…というコンセプト。『自分の体を大事にする』という意味もあります。若い時は食事管理だけでもスタイルは維持できたんですけど、40手前になると、食べ物だけだと限界がある。食事管理で太りはしないですけど、『きれいに痩せる』とは言えなくなってきた。それで、短時間でもちゃんと負荷をかけた運動をパーソナルトレーナーと一緒に続けています。あとは針とマッサージで体のメンテナンス。常に『いい体を意識する』ということです」と説明した。

 「体」のケアと共に「文章」も心身のバランスを保つ両輪になっている。6年ぶりにプログを再開し、コンスタントに更新している。

 「SNSは苦手なんです。『伝えたいことは目の前にいる伝えたい人だけに伝えたらいい』という考えでしたので…。ただ、40歳になろうとしている今、これまで自分に制限をかけていたことはやめて、たくさんの人の勇気になれることは何かと考えた時、ブログを選んだという感じですね。書くのなら長いものを書きたい〝文章系〟なので、SNSではなく、ブログならしっかり書けると。自分が今まで芸能界で自分のやりたいことを切磋琢磨しながら続け、乗り越えてきたという自負もありますので」

 ブログでは、5月13日に89歳で死去したウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の訃報を受け、人生の指針となった先人として追悼。同氏の言葉を収めた絵本「世界で一番貧しい大統領のスピーチ」を愛読していることを明かした。

 小阪は当サイトに「私はトラウマも多い人間だし、そういうことを言ってる自分も嫌だと思ってたんですけど、ムヒカ大統領の絵本を知人に勧められて読んで、すごく感動したんですよ。内容もそうですけど、伝え方がうまいと思って。私は伝えるのがうまくないから、すごく感銘を受けたんだと思います」と付け加えた。

 ムヒカ氏のスピーチについて、小阪は「どこも否定せず、でも問題点はちゃんとあって…ということも挙げて、(社会が)発展することは素晴らしいことだけど、そもそも大事なことは(もっと根本的な)〝そういうこと〟なんだよ…という。本質を考えるという意味でも、教科書にしていました。すごく影響を受けています」と補足した。

 小阪は「(自身が経営する)会社の目標も個人の目標も明確にあって、そのビジョンもブレていない。これからも、ムヒカさんの言葉を思い出したりしながら、いろいろやっていきたいです」と不惑の誓いを立てた。

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