れいわ新選組 都議会初議席ならず 櫛渕万里共同代表「今日が新しいスタート」参院選での捲土重来期す

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
れいわ新選組共同代表の櫛渕万里氏
れいわ新選組共同代表の櫛渕万里氏

 れいわ新選組の櫛渕万里共同代表(57)が23日未明、22日に投開票が行われた東京都議選(定数127)の結果を受けたコメントを発表した。同党は都議会での初議席を目指して世田谷、杉並、練馬の各選挙区で公認候補を擁立したが、すべてで敗れた。

 櫛渕氏は「れいわ新選組は、『財源はある!積極財政で東京から国を揺らせ!』を掲げて選挙戦を戦いました。東京都は過去最高の税収を記録する一方で、都庁のすぐ横の公園で食料配布に長い列ができる状況はどう考えてもおかしい。小池都政ですすむ大規模再開発で大企業や資本家にお金が落ちる政策を反転させ、積極財政で、物価高に苦しむ人びとに『あなたの使えるお金を増やす』と訴えました」と選挙戦を振り返った。

 その上で「3人による必死の訴えは多くの有権者に届きましたが、活動期間が短く浸透しきれなかったことや自民党の裏金問題に象徴される既得権益の壁に阻まれる結果となったことは誠に残念です」とした。

 櫛渕氏は「しかし、今日が新しいスタートです。来月からは、参議院選挙が始まりますが、積極財政を掲げ、30年の不況にコロナと物価高に苦しむ国民に寄り添い、消費税廃止とつなぎの現金給付で『あなたの使えるお金を増やす』。そして、生活を底上げして景気を回復させ、賃金と年金を上げていく。あなたが明日の生活を心配しなくていい経済的安定を手に入れ、誰もが人間の尊厳を守り、幸福を追求できる暮らしを実現する国を目指していきます」と、7月の参院選に向けて前を向いた。

 「野党多数なのに内閣不信任案を提出しない『与党も野党も茶番』国会に楔を打ち、れいわ新選組こそが国民のために闘う政党である、と選挙戦を通じて訴え、国民の支持のもと、議席を大きく伸ばして政権を担う覚悟で戦っていく決意です」と結んだ。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース