7月の参院選で、国民民主党が全国比例で擁立を決めながら一転、公認が見送られた山尾志桜里元衆院議員(50)が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「対面でのお詫びを頂戴していないのは事実」と、同党の玉木雄一郎代表(56)から対面での謝罪を受けていないとした。
玉木氏は12日、自身のXで、山尾氏の公認内定を取り消したことについて「ご支持いただいている皆さんに対してだけでなく、山尾さんに対して大変申し訳なく思っております。本人にお詫びしました」とつづっていた。
山尾氏は「国民民主党の玉木代表からのお詫びの件で、多数のお問い合わせを頂いています」と前置きした上で、対面での謝罪は受けていないとしながらも「まだ日が浅く、選挙戦も抱える中で致し方ないことだと思っています。私にも至らない点が多々あります。玉木代表であっても、全ての人に評価される満点の行動をとることは不可能で、辛い思いもしているのではないかと感じています」と理解を示した。
一連の騒動を振り返り「私自身、今回の出来事は、自分自身の内省とともに、政党ガバナンスや女性の政治参画の課題解決につなげたいという思いでおりますので、国民民主党を批判する趣旨での取材は、恐縮ながらお受けする予定はありません」と呼びかけた。