初夏を迎え、気温や湿度、日差しが徐々に強まる季節に、視覚的な涼しさや癒やしを得るための一つの方法が「観葉植物」だ。園芸用肥料・土・薬剤などを製造・販売する株式会社ハイポネックスジャパンはこのほど、観葉植物について、すでに育てている20~60代の男女330人を対象にアンケートを実施、結果を公表した。
育てている鉢数では、「1~3鉢」が67.0%と最も多く、「4~6鉢(20.3%)」が続いた。「10鉢以上」という回答も8.2%あった。
人気の品種は「パキラ」「ポトス」「ガジュマル」「サンスベリア」などで、購入場所は「ホームセンター」が44.6%と圧倒的。「100円ショップ」で購入するという回答も13.9%あった。
観葉植物を育て始めた理由では、「リラックスや癒やしを求めていたから」が48.2%で最も多く、「部屋の雰囲気をおしゃれにしたかったから(40.3%)」「空気をきれいにしてくれると思ったから(23.0%)」が続いた。
観葉植物があることで癒やしを感じるかを尋ねると、「とても癒やしを感じる(30.0%)」と「癒やしを感じる(56.4%)」の合わせて86.4%が“効果”を実感していることが分かった。
育て始めた際、課題と感じたものについては、「水やりの頻度や量がわからない」「日当たりの調整」「土や肥料などの知識不足」などが挙がった。