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82歳でなくなった米伝説バンドのミュージシャン 認知症だった晩年は「心が離れていくようだった」

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ブライアン・ウィルソン
ブライアン・ウィルソン

 11日に82歳で逝去したビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンさんについて、長年のバンドメイトであるアル・ジャーディンが、その晩年を語った。2022年の最後のツアーを機に、ブライアンの様子は大きく変化したという。

 「目立った異変はそれまでなかったけれど、2022年の最後のツアーが転機だった」とアルは語る。「彼は静かになり、心が離れていくようだった。長期的なCOVID-19の影響があったと聞いている」

 また、度重なる背中の手術による歩行困難も、精神面に影響を与えていたと見られている。「自由に歩けないという現実は、きっと相当つらかったはずだ」とアル。それでも、ブライアンは周囲の愛情に包まれながら最後のツアーに臨んでいたという。「家族のような仲間と一緒で、みんな彼を愛していたし、それを彼も分かっていた。そしてその時間を大切にしていたと思う」

 ステージでは時折「任せよう、彼らに演奏してもらえばいい」とでもいうように、音楽から少し距離を取るような場面もあったという。「あれは彼にとって本当に大変なツアーだった。疲れ果てていて、壊れそうなほど繊細だった」

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