株式会社AlbaLinkはこのほど、全国の男女500人(女性358人/男性142人)を対象に「実家のゴミ屋敷化に関する意識調査」を実施、そのデータをランキング形式で公開した。
まず、「実家が将来的にゴミ屋敷になるかもしれないと思ったことがあるか」についての質問では、「ある」と回答した人が7割近くにのぼった。
「実家がゴミ屋敷化しそうで不安になった理由」の圧倒的1位は「物を捨てられない」(34.2%)だった。かなり差が開いて、2位「整理整頓ができない」(10.2%)、3位「賞味期限切れの食材がある」(6.4%)、4位「年々物が増えている」(5.8%)が続いた。
「母親や兄に物を捨てられない気質があって、新聞や月刊誌が溜まっている」(20代男性)、「祖母が物を捨てられない。頂き物などの包装紙ですら、キレイにテープを剥がして保管している」(40代女性)など、「もったいない」「思い入れがある」などの理由で物が捨てられない人が多いようだ。
また、「親が高齢になるにつれて、通販の段ボールをそのまま放置したり酒類の缶を床に置きっぱなしにしたり、片付けをしなくなった」(30代男性)など、加齢とともに整理整頓ができなくなってしまうことも多いようだ。
そして「実家がゴミ屋敷化しないためにとっている対策」の1位は「不用品を処分する」(33.2%)だった。次いで2位「アドバイスを送る(18.4%)」、3位「整理整頓をする(11.8%)」、4位「掃除をする(10.0%)」が続いた。
「大半は何がどこにあるか把握していないので、両親がいない間にこっそり捨てたり売ったりしていました」(30代女性)、「親と一緒に、年に数回程度の頻度で生前整理をして、不用品を捨てています」(40代男性)など、物を処分して減らすことが効果的という声が多く寄せられた。