株式会社LASSIC(ラシック)が運営するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」はこのほど、20〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1003人を対象に、「リモートワークと服装」というテーマでアンケート調査を実施、結果を公開した。
まず「仕事着にかけている金額(月平均)」について、男女別に見てみると、女性は「1,000円以上~1万円未満」の中価格帯に過半数の回答(55.1%)が集中しているのに対し、男性は49.2%と半数以下。むしろ男性は1万円以上の高価格帯を選ぶ割合が多い傾向があった。
勤務形態別では、フルリモート勤務者は1,000円未満の低価格帯を選んだ人が過半数を超える(55.0%)という結果に。対してフル出社するワーキングパーソンは、1,000円~5,000円未満に回答が集中した(35.4%)。1万円以上の高価格帯を選んだ人もフルリモート勤務者に比べて倍近いなど、フル出社する人たちは、服装にもある程度の投資をしているとみられる。
次に「実際に仕事で着ている服装」について、男女別で見てみると、男性は「ビジネススーツ」(36.4%)や「ビジネスカジュアル/ジャケット着用」(22.7%)など、対面を意識した服装を選んでいる。対して、女性の「オフィスカジュアル」の回答率は57.3%で、男性の2倍近くとなった。かっちりしすぎず、それでいて清潔感もある、ほどよく力の抜けたスタイルを上手に選んでいるようだ。
勤務形態別では、フルリモートとフル出社いずれも1位は「オフィスカジュアル」だったが、2位以下には大きな差が生まれた。フル出社する人は「制服」(19.9%)「ビジネススーツ」(23.5%)など、これまでのドレスコードを維持している一方、リモートワーカーは「Tシャツ&ジーンズ」(22.8%)「ジャージ・スウェット」(20.6%)など、働き方の特性を活かした「ちょうどいい」服装を見つけていた。
◆参考サイト 株式会社LASSIC(https://www.lassic.co.jp)