シンガーソングライターのジェシー・J(37)が、初期の乳がんと診断され、手術を受けることとなった。4月25日にシングル「ノー・シークレッツ」をリリースする前に診断を受けたそうで、検査を続けていることをSNSに発表している。
インスタグラム動画でジェシーはこう話す。「『ノー・シークレッツ』がリリースされる前に初期の乳がんと診断されたの」「早期という言葉を強調しなきゃね」「がんはどんなものでも最悪だけど、私は早期という言葉を大事にするつもり」「この期間は検査を受けては帰っての繰り返しだった」
外部から多くの意見が上がることで、公表しようか迷ったというジェシー、2021年の流産の経験を基に書いた同シングルのタイトルから、全てを話そうと決心したという。「診断を受けて、『ノー・シークレッツ』っていう曲の前には『リヴィング・マイ・ベスト・ライフ』っていう曲を出すなんてね。この事を知る前から計画していたものだった。でっち上げなんて無理よね。ただオープンでいたかったし、シェアしたいと思ったの。私は自分勝手でそれについてあまり話していなかった」と明かした。
続けて「一生懸命仕事をしてそれについて処理していなかった」「過去にもシェアしたことで、人々から愛と支援をもらい彼らの話も聞かせてもらい本当に助けられたから」「私はオープンな人間。多くの人が同じような、あるいはもっと辛い経験をしていることに心を痛めているし、苦しくなる」と語った。
今月15日のロンドンのフェスティバル、サマータイム・ボールに出演後手術を受け、少し公の場から姿を消すとして「乳首は残しておけるし、いいこと。変な話でシチュエーションだわ」「サマータイム・ボールの後少しいなくなるけど、巨大なおっぱいとたくさんの音楽を持って戻って来るから」と続けた。
プロバスケットボール選手チャナン・コールマンとの間に2歳の息子がいるジェシーは「おっぱい整形のドラマチックなやり方よ」『リヴィング・マイ・ブレスト・ライフ』というリミックスを作るのは早すぎるかしら?」と冗談めかしながら「冗談はさておき(これが私が辛い時期を乗り切るやり方なのは皆も知っての通り)、この2か月は素晴らしかった。一方でこんなことが起こり自分に信じられないような視点が与えられた。でも皆からのハグは必要みたい」とした。