国民民主党が7月の参院選比例代表に擁立を決めた山尾(本名・菅野)志桜里元衆院議員(50)が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「参院選出馬めぐり会見求める声に反応か」とのニュース記事を引用し「はい、出馬会見をさせてください。」と、出馬会見開催を宣言した。
山尾氏は、これまで出馬会見を開いていなかったことについて「決定当初は自然体で会見を設定していたのですが、その後、私の発信や会見が党に与える影響を読むことができず、躊躇していました。個別の取材対応より会見は影響が大きいので控えてほしいという声も届いており、その気持ちも痛いほど分かりました」と経緯を語った。
「でも、それ以上に党内外から会見を求める声を頂戴し、それは当初の自分自身の希望でもありましたし、何より有権者に判断材料を提供する民主主義の要請でした」と、会見開催を決断した理由を説明した。
山尾氏は、友人からSNS上での投稿が転送されたといい「そこには『がんばれ!応援しているよ。丁寧に説明してほしい』とありました。その文字を見た瞬間、正直涙が出ました。本当にそうだよな、と。繰り返し丁寧に説明するという普通のことをやれてなかった自分と向き合い、猛省しました」とつづった。
同党の玉木雄一郎代表(56)や榛葉賀津也幹事長(58)が、山尾氏に会見を促したことにも触れ「背中を押して頂きました」とした。「先送りすべきではないと思っていますので、追って詳細をお伝えします。関心を持って下さっている方には感謝しつつ、お待ち頂けると幸いです」と、近日中の実施を予告した。