英ロック歌手ロッド・スチュワートが、1日に予定されていたラスベガス公演を「病気のため」キャンセルした。大規模な「ワン・ラスト・タイム・ツアー」の合間にボーカル休養に入っていたロッドは、「コロシアム・アット・シーザーズ・パレス」でのレジデンシー公演を10日に延期するとソーシャルメディアで発表している。
今月29日には、イングランド南西部サマセットで開催される世界的に有名な「グラストンベリー・フェスティバル」で午後のレジェンド枠に出演する予定となっているロッド。5月には、イタリア・ミラノの「ウニポル・フォーラム」でのコンサート後、「ごめん。話すことができない。声帯を休めている」と書かれたプラカードを首にさげた姿が目撃されていた。その3日後の5月13日には、ポルトガルのリスボンにある「MEOアリーナ」でステージに復帰を遂げていた。
80歳のロッドは、今年のヨーロッパと北米での公演を最後に「大規模なワールドツアー」からは身を引くことを明言している。一方で「引退するつもりはない」としており、パフォーマンスは続ける意向だ。