マーベル映画「ファンタスティック・フォー」（2015年）でスーザン・ストーム / インビジブル・ウーマンを演じた女優ケイト・マーラ（42）が、同じく女優で、2016年の映画「キャロル」でアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたこともある妹のルーニー・マーラ（40）との共演について語った。ヴェルナー・ヘルツォーク監督の新作「バッキング・ファスタード」で2人は双生児役を務める。お互いが納得できる作品を待ち望んでいたという。
ケイトは「ハリウッド・リポーター」に「私たちはしばらく一緒にできる何かを探していて、面白そうな脚本が送られてきた。姉妹役かどうかはあまり重要なことじゃなかった。数週間前に（『バッキング・ファスタード』を）撮り終えたんだけど、この作品が私たちを待ってくれていたと思うと合点がいく」と語った。「ヴェルナーからの出演依頼のメールを2人で読んで、私たちはどちらも彼の映画の大ファンだった。最初のハードルはお互いが好きな監督を見つけることでね。共通して好きなものはたくさんあるし、ヴェルナーとの仕事は2人とも同じくらいワクワクしていた」と共にヴェルナー監督がお気に入りだったことを明かした。「そして私たちが完全に対等な役を演じ、声も合わせて、何もかも同じように演技したことがとにかくおかしかった。映画の中で2人は同じ夢を見て、とてもシンクロしている。映画の中であらゆる意味で文字通り対等な役を見つけるなんて想像もしていなかったし、まさに完璧だった。だからヴェルナーに会ってからは迷いなんてなかったし、私たちがやらなくてはいけないのは明らかだった」と振り返った。
俳優のジェイミー・ベルを夫に持つケイトは、妹との仕事について何の心配も抱かなかったという。「妹と一緒に仕事をすることについて心配したりはしなかった。私たちの家族には俳優がたくさんいるから。私の夫も俳優だし、時々一緒にやらないかオファーされたりもする。その考えはわかるし、ジェイミーとの共演の可能性については頭をよぎったこともある。妹とこの映画には特に関係がなかったけどね」と語った。
