俳優レイフ・ファインズ(62)が、『ハンガー・ゲーム:サンライズ・オン・ザ・リーピング』にキャスト入りした。映画はスーザン・コリンズの小説を原作とした「ハンガーゲーム」の前日譚。レイフは、オリジナルシリーズではドナルド・サザーランド、2023年公開された『ハンガー・ゲーム0』ではトム・ブライスが演じたコリオラヌス・スノー大統領役を演じる。
レイフは、「ハリー・ポッター」シリーズのヴォルデモート役で広く知られ、先日のアカデミー賞でも「教皇選挙」で主演男優賞にノミネートされた実力派俳優だ。
プロデューサーのニーナ・ジェイコブソンは声明で述べた。「カットニス・エバディーンがゲームに参加する24年前、この世代を代表する名優の一人にスノー大統領を演じてもらうことで、ドナルド・サザーランドに敬意を表したいと考えました」
「『シンドラーのリスト』で生涯のトラウマを刻んで以来、ラルフとの仕事は私のバケットリスト(死ぬまでにやりたいリスト)にありました。ハンガー・ゲームに彼を迎えることができ、心から嬉しく思います」
フランシス・ローレンスが前作に引き続きメガホンをとるシリーズ最新作では、マヤ・ホークが、かつての『ハンガー・ゲーム』のチャンピオンで、現在は第12地区の人々のメンターを務めるウィレス役を演じる。
コリンズが2025年に発表した同名小説を原作とした「ハンガー・ゲーム」前日譚三部作の2作目となる『ハンガー・ゲーム:サンライズ・オン・ザ・リーピング』は、「ハンガー・ゲーム」第1弾の24年前のパネムの世界を舞台に、第50回ハンガー・ゲームのトリビュートとして選ばれたヘイミッチ・アバナシーの物語となっている。