50歳目前「ヴェノム」俳優ボロボロ「膝の手術、椎間板ヘルニア、座骨神経痛」など告白

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 トム・ハーディ
 トム・ハーディ

 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年)のマックス役や「ヴェノム」シリーズのエディ・ブロック役などで知られるトム・ハーディ(47)は体がボロボロだという。かつての体とは違うと明かし、現在抱える様々な疾患から完全に回復することはないと思っているそうだ。

 「エスクァイア」誌にトムは「膝の手術を2回受けたよ。背中の椎間板ヘルニア、座骨神経痛もある」と明かした。「足底腱膜炎だっけ?それもあるよ。一体どこから?原因は何だ?ってね。腰の腱も痛めている。もう全部がボロボロだ。治りそうにない」と嘆いた。満身創痍だが、体に備わっている自然治癒力に働きかけるホメオパシーの「チンクチャー」や幹細胞治療も検討していると続けた。

 一方、年齢を重ねることで自分の目標に変化が現れたという。「成熟といった類かな。自分がやりたかったあらゆるジャンルのものを少しずつ経験した。大きなフィールドでもやってきた。酷いものもあればクールなものもあった。素晴らしい著名人や素敵な人々と共演し、素晴らしい機会に恵まれた」とキャリアを振り返る。その上で「引退はしないよ。けどこう言い聞かせている。『この後お前は何をしたいんだ?』って」と自身に問いかけることもあると語った。

 「走らなければ辿り着けないと思っていたものに向かって走り続けてきた。そんなもの何処にもないことを理解するためにね」と仕事を続けてきたことへの思いも。「そこには『もっと、もっと、もっと』しかないんだ。その結果は?胃潰瘍?血圧?膝が痛み、髪の毛が抜け、歯並びがおかしくなって、もうすぐ50歳」と身を削ってきたことにも言及した。

 「自己肯定に関する問題、学校を卒業できなかった、自分には実力が足らなかったことかもしれない。それを踏まえて、『証明してやる。証明するんだ』って」とがむしゃらだった当時の思いも吐露。「一体誰に向かって証明するのかということさ。誰も気にしちゃいない!自分はやれるってわかっている。それなら冷静になれってことだよ」と過去の自分に言い聞かせるように語った。

 そして間もなく迎える50代について「老人役のはしごの下に辿り着いた」として「『リア王』では新米だ。赤ん坊だよ。これから成長していかなきゃいけない。それが今いる場所さ」と語ってもいた。「現状のままでいるのは、おやつといったご褒美をもらい続けることで素敵だ。しかしそうなると、自分の中の『こうなりたい』という気持ちが維持できなくなってしまう」と今後も“成長”したいという思いを明かした。

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