SNS広告は〝両刃の剣〟 Z世代の4割が敬遠するインフルエンサーの投稿とは

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
画像はイメージ(metamorworks/stock.adobe.com)
画像はイメージ(metamorworks/stock.adobe.com)

 企画・マーケティングを手がける「僕と私と株式会社」はこのほど、全国の15~27歳の〝Z世代〟3000人を対象にSNS広告に関する調査を実施、結果を公表した。

 これまでにSNSで広告を見て商品を購入したことがあるか聞いたところ、30.2%が「はい」と回答。きっかけとなったSNSは「Instagram」が17.2%で最多だった。「YouTube(13.4%)」「TikTok(10.3%)」「X(10.0%)」「LINE(9.1%)」と続いた。

 一方で、SNS上で「広告っぽさ」のある投稿を見たとき、「購買意欲が高まる」と答えた人は14.6%にとどまり、逆に「購入意欲が少し下がる」「購入意欲が完全になくなる」と答えた人が合計43.4%に上った。理由としては「宣伝が押しつけがましく感じた」「広告である時点で投稿が信頼できない」「広告を見た時に不快感を感じた」といった声が挙がった。

 どのような投稿に「広告っぽさ」を感じるかについては、「インフルエンサーが不自然に商品を紹介しているもの」が41.6%でトップ。次いで、「急に割引やキャンペーン情報を押し出すもの(35.6%)」「企業アカウントが投稿しているもの(35.4%)」「PRや広告表記があるもの(35.0%)」となった。企業がインフルエンサーにPRを依頼する場合は、十分な検討が必要になるだけでなく、場合によってはユーザーの関心を集められず、逆効果になってしまう可能性もあるといえる。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース