バチカンが、未確認飛行物体(UFO)に関する知見を隠蔽していると非難する声が出ている。UFO研究家で映画監督のマーク・クリストファー・リー氏が、フランシスコ教皇の逝去に伴う新教皇の就任に向け、バチカンに対しUFOに関する知見を共有するよう強く求めている。
リー氏は、「教会が真に精神的真理と人類の啓蒙に尽力するならば、宇宙における私たちの位置づけに関する理解を根本的に変える可能性のある情報を、もはや隠蔽すべきではない」と語っている。
リー氏の新著『ゴッドVsエイリアンズ』は、UFOの宗教的側面を探求しており、カトリック教会が「ファティマの第三の秘密」を依然として隠蔽していると示唆している。「ファティマの第三の秘密」とは、1917年にポルトガルで3人の子供たちに幻影によって伝えられたとされる謎のメッセージだ。教会は公式にメッセージ全文を公開しているものの、多くの研究者は真実が依然として隠蔽されていると主張している。
リー氏はさらに続けた。「子どもたちが見て、語ったこと- 強烈に輝く物体、突然の天候の変化、そしてメッセージを伝える光り輝く『存在』は、近接遭遇の典型的なパターンに当てはまります。これは聖母マリアではありませんでした。人間以外の知的生命体が私たちとコミュニケーションを取ろうとしていたのです。そして、バチカンもそれを知っています」
リー氏は現在、次期教皇に対し、この問題について完全に透明性を保ち、バチカンがUFOについて持っている知識を共有するよう求めている。