元兵庫県明石市長で、弁護士の泉房穂氏(61)が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。元衆院議員でタレントの宮崎謙介氏(44)や、元宮崎県知事、衆院議員でタレントの東国原英夫氏(67)に「ご一緒にいかがですか?」と参院選出馬をすすめた。
泉氏はXで、自身が夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に無所属で出馬するとの報道を引用し、認めている。
この日、宮崎氏からXで「政治に対するコメントの熱量が常に100℃を超えていた。最近のそれは、コメンテーターの域ではなく、政治家そのものだった。食料品の消費税ゼロなどを掲げて国民目線の政策を訴えるだろうが、大きな波になることは間違いない」との“エール”を受けた泉氏は、宮崎氏の発言を伝えるネットニュース記事を引用し「宮崎謙介さん、『大きな波になることは間違いない』とのコメント、ありがとうございます」と反応した。
泉氏は「もっとも“大きな波”ぐらいでは不十分で、衆参両院の過半数を取り、『国民負担増の政治』から『国民を救う政治』への大転換が必要です」と強調。「宮崎謙介さん、ご一緒にいかがですか?」と誘った。
東国原氏からもXで「泉房穂氏の理念や政策に僕的に賛否はあったが、泉氏の今回のアクションに異論は全く無い。思い切って行動してほしい」と言及された泉氏は「今の日本の政治を見ていると、“明治維新”ぐらいの改革が必要だと思えてなりません。まずは“薩長同盟”ぐらいの動きをつくりたいと思っています。東国原さんも、ご一緒にいかがですか?」と共闘を呼びかけていた。
また、紀藤正樹弁護士の「なんと! 全国区ではないんだ。新党は作らないのでしょうか」という投稿も引用。「ポイントは『衆参両院の過半数』の確保(衆議院の233、参議院の125)への道のりで、そこに向けての第一歩としての判断です。個々の当落に一喜一憂したり、党勢拡大どまりではなく、本気で政権を取りに行くつもりです。」と高らかに政権奪取を目標に掲げていた。