地域政党「再生の道」の石丸伸二代表(42)が14日、都内での会見で「再生の道として、今年夏の参院選に関与しようと考えています」と述べ、「再生の道」として参院選に参戦することを正式表明した。
自身の出馬については「私は出ません」と明言した。東京都議選(6月13日告示、22日投開票)に向け、候補者選考を進めており、14日に最終の3次選考に進む118人を発表予定だが「3次選考に残った118人を対象に、これから相談をしていく。この中で、参院選に出てみたいという方があれば。なかったらそれで終わりです。あれば、その方々と実現しうるのか、立候補できるかどうかを議論していきたい。そもそもの前提条件として、118人の中に参院選に出たいという方があればの話です」とした。
石丸氏は「議席の目標とかは特段ないです。参院選の選挙の制度からして、比例区で全国でたくさん数を立てると票が集まって集票力になる。そういう選挙戦術があるのは理解していますが、それはあえて取りません。有権者の方にきちんと選んでもらえるような範囲においてのみ、参院選に介入する方針です」と説明。参院の東京選挙区に照準を合わせているとした。
都議選の候補者公募で、最終の3次選考に残った118人を「私が自信を持って、母集団から選んだ人たちなので、この中から意思がある方は能力はもう、私があると認めている。3次選考に残った方、本当に有能な皆さんです」と太鼓判を押した。
「再生の道」の公認候補として、参院選に擁立するとした石丸氏は、政策について「イメージはあります。ただ、これも候補者の方と相談した上で決めたい。実際、選挙に出て国会議員を目指される方がいれば、その方の思いというのをやはり尊重すべき」と述べた。