名優ジーン・ハックマンさん(享年95)は長年、妻ベッツィ・アラカワさん(享年63)の支えで生きていたと報じられた。2月26日、ニューメキシコにある自宅で遺体となって発見された夫妻は、注目を避けて静かに暮らしていたという。
20年来の友人であるトム・アリンさんは、ジーンは妻に面倒を見てもらえて「幸せそうだった」と明かしている。アリンさんは「彼女がいなければ、とっくの昔に死んでいる」とジーンが言っていたと振り返った。
既に発表されている検死の結果によると、ベッツィさんは2月11日のメールを最後に活動が確認されておらず、ハンタウイルス肺症候群で死亡したと思われており、ジーンは高血圧と動脈硬化性心疾患、進行していたアルツハイマー病などが原因で17日に死亡したとみられている。