大人気グルメマンガでテレビ東京系でドラマ化もされている「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之氏が5日、Xを更新。「京都のうどん屋さんに入ったら東京にはないうどんがたくさん並んでてうれしくなった。さてボクはどれを食べたでしょう」と、壁にかかったお品書きの写真をアップし、ファンにクイズを出した。
20種類のうどんとそばのメニューが並び、卵主体のものも「月見」「玉子とじ」「けいらん」(鶏卵)、卵を使用したものは「親子なんば」「おぼろ月」「かやくとじ」と豊富。さらに「あんかけ」「しっぽく」「たぬき」「にしんそば」など魅力的なラインナップとなっている。
ファンは「私はおぼろ月 けいらん かやくとじ この3つがわからない」「のっぺい、が意味解らなくて頼みたくなります」「のっぺいがどんなんか気になるとこですが、私ならしっぽく」「中華そばは見逃しませんぞ」と推理大会がはじまった。
その後、久住氏が答えをアップ。「京都のうどん屋さんでボクが食べたのは『あんかけ』でした。これは初めて。おいしかった!」とたっぷりのおろし生姜の入った熱々のうどんの写真を掲載していた。
お店によって呼び方は多少違うが、一般的に「おぼろうどん」は、おぼろ(とろろ)昆布、かまぼこ、青ネギなどが入ったもの。「けいらん」は玉子とじにあんをかけたもの。「かやくうどん」や「しっぽく」は、しいたけやかまぼこ、鶏肉(またはエビ)、ねぎ、青菜などが入ったもの。また京都名物としては、にしんの甘露煮がのせられた「にしんそば」などがある。「のっぺい」は京都の隣、滋賀県・長浜の名物で、椎茸がのったあんかけうどん。卵をとじたものにあんをかけたのが「けいらん」、刻んだお揚げとネギにあんをかけたのが「たぬき」と呼ばれている。