韓国俳優のパク・ボゴム(31)は、相手の年齢に関係なく、どんな女優とでも相性ぴったりの恋人役を演じ、視聴者をときめかせている。Netflix新ドラマ「おつかれさま」では同い年のIU(アイユー)と、ドラマ「ボーイフレンド」では、一回り年上のソン・ヘギョ(43)と、映画「ワンダーランド:あなたに逢いたくて」では、年下のペ・スジ(30)と恋人役で共演。仲睦まじく愛らしいカップルが、視聴者の笑顔を引き出す見どころだ。
3月7日に公開予定のドラマ「おつかれさま」は、愚直で献身的な少年ヤン・グァンシク(パク・ボゴム)と、しっかり者で頼もしい少女オ・エスン(IU)のラブストーリー。1950年代の済州(チェジュ)島を舞台に、海沿いの小さな村で生まれた2人の人生を、四季とともに描いた作品だ。
ポスターには、体操服を着たパク・ボゴムと、制服姿のIUが。初々しく愛らしいカップル姿に、思わず笑みがこぼれる。配信開始1カ月前からすでに、「最高の組み合わせ」「パク・ボゴムとIUだなんて楽しみ」「すでに大好き」など、2人に期待を寄せる視聴者の反応が相次いだ。
パク・ボゴムは、12歳年上のソン・ヘギョとドラマ「ボーイフレンド」で共演した際にも、話題を集めた。他人に決められた人生を送ってきたチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)と、自由で純粋なキム・ジニョク(パク・ボゴム)のラブストーリーで、チャ・スヒョンはホテルの代表、キム・ジニョクは同ホテルの新人スタッフという関係性だった。政治家の娘であり、財閥御曹司の妻として、窮屈な人生を送ってきたスヒョンの心の壁を、ジニョクは壊していく。淡く切ない2人の恋が、視聴者の胸を締めつけた。作中で2人の出会いの地である、キューバの異国的な姿も、2人のロマンチックな雰囲気を倍増させた。
昨年公開された映画「ワンダーランド:あなたに逢いたくて」では、1歳年下のスジと長年の恋人役で出演。パク・ボゴムは、事故による意識不明の状態から目を覚ました、客室乗務員のテジュを演じた。映画の興行成績は不振だったが、2人のビジュアルの相性の良さが話題に。当時、ファンが「熱愛説」を騒ぎ立てるほど、甘い演技を披露した。本作で共演した女優のタン・ウェイも、「パク・ボゴムさんとスジさんは美しいカップル」「中国のWeibo(SNS)でも、2人の話題で持ちきりで、『2人がうまくいってほしい』という反応がたくさん流れてくる」と明かしていた。同じ制服を着て、仲睦まじくほほを寄せ合ったり、腕を組んで見つめ合ったりしているスチール写真は、まるで本物の恋人のようだ。
本作の撮影中は〝恋人〟の役作りのため、互いにたくさん写真を撮り合ったという。宣伝のために出演した音楽トーク番組「THE SEASONS」では、ペアルックで歌声を披露、自分たちの姿を「きれい」とコメントした。
パク・ボゴムはどの作品でも、相手役女優との甘い演技で、視聴者を感情移入させる。情熱的な恋から初々しい恋まで、どんな雰囲気のラブストーリーでも、相手役との愛らしいカップル演技で、必ずと言っていいほど視聴者の心をつかんでいる。