米伝説的バンドの75歳ボーカル、ステージ4のがん公表「これは緊急事態だ」深刻な健康、経済的状況明かす

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画像はイメージです(tigercat_lpg/stock.adobe.com)
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 米ロックバンド「ニューヨーク・ドールズ」のフロントマン、デヴィッド・ヨハンセン(75)が、ステージ4のがんであることを公表した。バスター・ポインデクスターという名で、映画『3人のゴースト』でビル・マーレイと共演するなど俳優としても活躍したデヴィッドは、10年前から闘病生活を続けており、現在は深刻な健康と経済的困難に直面していることを娘のリア・ヘネシーさんが明かした。

 リアさんはインスタグラムの投稿で、医療的困難に直面しているアーティストを支援するスウィート・リリーフ・ミュージシャンズ・ファンドと提携した募金キャンペーンを発表。また、デヴィッドのがんが5年前に脳に転移し、昨年の感謝祭の翌日には階段から落ちて背中2か所を骨折したことから現在は寝たきりで、母マーラさんの付きっ切りの介護が必要だと説明している。

 デヴィッド本人もローリングストーン誌を通じて声明を発表。「僕たちは長い間僕の病気と共に暮らし、それでも楽しい時を過ごし、家族や友人と会い、日常を続けてきた。でも、感謝祭の翌日に転倒したことで、まったく新しいレベルの衰弱に陥ってしまった」「これまでの人生で経験したことのない最悪の痛みだ。今まで助けを求めたことはなかったけど、これは緊急事態だ。ありがとう」

 リアさんによると、この募金キャンペーンは、フルタイムの看護ケア、理学療法、日常生活費をまかなうことを目的としているという。

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