ラッパーのカニエ・ウェスト(47)が「センシティブな内容」という警告付きでXに復帰した。先日、反ユダヤ主義的ならびに女性差別的な暴言を流した後、自身のページを停止したかのように見えたカニエだが、ログインしていない人がカニエのページにアクセスすると、「注意: このプロフィールには、潜在的にセンシティブな内容が含まれている可能性があります」と警告が表示されるようになっている。
過去の投稿は、2月10日のものが1つだけ残っており、「俺はもうすぐツイッター(X)から追い出されるから、本物のナチが現れるまで、みんなナチだ」と綴られている。
先日の反ユダヤ主義的な暴言の中で、カニエはアドルフ・ヒトラーへの賞賛を表明し、ナチスを自認していたほか、「ユダヤ人発言について謝罪するつもりはない」ともコメントしていた。
過去に同様の発言で有名ブランドとの契約を破棄されているカニエはXのアカウントを停止する前に、自身のYeezy.comで購入可能なナチス鉤十字のTシャツを数年前から開発していたことを明かし、「これまでで最高のパフォーマンス・アート作品」と表現していた。
またXを去る際には、「ツイッターからログアウトする。吐き出すことを許してくれたイーロン(・マスク)に感謝する」「世界を相談相手として使うことは、とてもカタルシスを与えてくれた。まるでアヤワスカの旅のようだった」と綴っていた。