ヘヴィメタル・バンド「モトリー・クルー」のヴィンス・ニールが所有するプライベートジェットが駐機中の飛行機と衝突し、1人が死亡した。ヴィンスの弁護士が発表した声明によると、10日の現地時間午後2時39分、ヴィンス所有のリアジェット機モデル35Aがアリゾナ州スコッツデール空港に着陸しようとした時に、滑走路から逸れ、駐機していた別の飛行機と衝突、ヴィンスは乗っていなかったものの、2人のパイロットと2人の乗客が乗っていたという。「ニール氏の思いと祈りは、関係者全員に捧げられ、今日助けてくれたすべての救急隊員の重要な援助に感謝しています」と声明は続いている。
報道によると、パイロットが死亡、副操縦士とヴィンスの恋人レイン・アンドレアーニとその友人が「命に別状はない」負傷で入院しているという。
モトリー・クルーは、ソーシャルメディア上で声明を発表、「詳細はまだ明らかになっていませんが、命を落としたパイロットと怪我を負った乗客のご家族には心よりお見舞い申し上げます」「モトリー・クルーは、亡くなったパイロットの家族を支援する方法を発表する予定です」 「近日中に発表しますので、お待ちください」と綴っていたが、同投稿は後で削除された。
記者会見で空港広報担当者は、ジェット機の2組の主脚のうち1組が着陸中に故障し、それが事故につながったと説明している。