アカデミー賞作品「アニー・ホール」などに出演の俳優が死去 85歳、肺がん ウディ・アレン監督作品の常連

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 トニー・ロバーツさん
 トニー・ロバーツさん

 米俳優トニー・ロバーツさんが死去した。85歳だった。1978年公開で、米アカデミー賞の作品賞などを獲得した映画「アニー・ホール」などウディ・アレン監督作品の常連として知られていた。ブロードウェイの舞台でも活躍したトニーさんは肺がんの合併症により7日に帰らぬ人となった。娘のニコル・バーリーさんがニューヨーク・タイムズ紙に伝えた。

 トニーさんは、映画に続き舞台化作品にも出演したジュリー・アンドリュースと1995年の「ビクター/ビクトリア」で共演したほか、2007年の「ザナドゥ」、2009年の「ロイヤル・ファミリー」など数々のブロードウェイ作品に出演、「ハウ・ナウ・ダウ・ジョーンズ」と「プレイ・イット・アゲイン・サム」ではトニー賞にノミネートされた。

 また2000年には、チャールズ・ブッシュのコメディ作「ザ・テイル・オブ・ザ・アラジスツ・ワイフ」で主人公の夫を演じ、大成功を収めた。

 トニーさんがアレン監督と出会ったのは、ロバート・レッドフォードの代役を務めた「ベアフット・イン・ザ・パーク」の舞台裏で、その後公私共に親交を深め同監督の一連の作品に出演、代表作の一つである「アニー・ホール」では、アルビー・シンガー(ウディ・アレン)の親友ロブ役を演じた。

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