歌舞伎俳優の片岡愛之助が9日、自身のインスタグラムを更新。3月に舞台復帰することを明かした。
愛之助は昨年11月、京都・南座での舞台稽古中に舞台装置と接触し、上顎(じょうがく)および鼻骨を骨折。治療に専念していた。
「お待たせ致しました‼松竹創業130周年 三月大歌舞伎 通し狂言『仮名手本忠臣蔵』大星由良之助役で3月4日初日 夜の部Aプログラムから復帰させて頂くことになりました‼‼‼」と発表。
「一般の方にわかりやすくいうと、【忠臣蔵】の大石内蔵助(おおいしくらのすけ)役となります。(歌舞伎の作品では、歴史上の人物は少し名前を変えることが多いです)」と続け、「まさか歌舞伎座で、このお役を勤めさせて頂けるなんて夢の様な事です。しかも初日の3月4日は自身の誕生日。三ヶ月ぶりの復帰公演が、偶然にもこの日とは!嬉しい復帰の第一歩となりそうです!」と53歳の誕生日と重なり、喜びを記した。
「そして昼の部Bプログラムでは『落人』の勘平を勤めさせて頂きます。こちらも全力でつとめます!」とつづり、「皆様、是非、三月は、僕の復帰となる今年初の舞台を観てくださいましたら嬉しいです‼歌舞伎座でお待ちしています‼」と呼びかけた。