テイクアウト容器の進化がSNS上で大きな注目を集めている。
「コロナ禍で社会に色んな変化があったけど、食品のテイクアウト容器の進歩はもっと賞賛されてよいと思う」とその模様を紹介したのはの乳業メーカー勤務の「チーズの牛」さん(@umomousio)。
松屋の話題メニュー「水煮牛肉」をテイクアウトし、汁漏れの実験をするチーズの牛さん。ちょっとやそっと傾けるくらいではびくともせず、しまいに容器を180度ひっくり返したところ、さすがに少しだけ汁が溢れてしまったそうだが、それも空気穴からだというから驚きだ。
SNSユーザー達から
「ウーバーさんも助かりますね!」
「それですよね、コンビニの弁当とか前はべちゃべちゃになるのが当たり前でしたし……」
「パッキンやガスケットの類を使わない、容器と蓋が異種素材を使っていて、かみ合いや嵌めあいのクリアランスだけであの密閉性、それを安価に同一品質で大量生産ですからね。
公園歩きながらコンビニコーヒー飲んでて驚異的な事象だと再確認してます。」
「内外嵌合蓋ですね!(っ'ヮ'c)」
など数々の驚きの声があがる今回の投稿についてチーズの牛さんに話を聞いた。
ーーテイクアウト容器の進歩に気づかれた経緯は?
チーズの牛:SNSで辛すぎると話題の松屋の水煮牛肉を試してみたくてテイクアウトしました。持ち帰る途中、袋の中で容器が大きく傾いてしまい「あちゃ〜、スープが溢れちゃったかな?」と思いましたが袋には全くスープが漏れていません。
「もしかして、この容器がすごいのでは?」と気になり、自宅で再現性テストとして容器を傾けてみたところ、やはりスープは一切こぼれませんでした。容器のすごさを確信し「一昔前なら確実に溢れてたな〜」と開発した容器メーカーさんや容器を採用した松屋さんに感謝と尊敬を感じずにはいられなかったのですが、あまりこの手の容器を褒める話を聞きません。もっと賞賛されるべきと強く思いました。
ーー大きな反響がありました。
チーズの牛:今回僕と同じように容器の進歩を感じてる人がたくさんいると知れたのは嬉しかったです。
テイクアウトで持ち帰る人だけでなく、デリバリーで運ぶ側目線で「容器に助けられた」という声も多かったのも印象的でした。
開発した容器メーカーさんやこの容器を選定した松屋さんの担当の方にもこうした声が届いていると嬉しいですね。
◇ ◇
より良い製品を開発しようという容器メーカー各社の努力をたたえたい。
なお今回の話題を提供してくれたチーズの牛さんは国内酪農を応援する「#牛乳でスマイルプロジェクト」に参画してX上で日々美味しい乳製品や食べ方を発信中。今回テイクアウトした水煮牛肉についても、余った汁にモッツァレラチーズを入れたアレンジを紹介しているので、ご興味ある方は是非試していただきたい。
チーズの牛さん関連情報
Xアカウント:https://x.com/umomousio