歌手のロビー・ウィリアムス(50)が通算15作目のソロアルバムで1位を獲得、ザ・ビートルズの記録に並んだ。先日のUKアルバムチャートで自身の伝記映画「BETTER MAN/ベター・マン」のサウンドトラックが首位に輝いたロビー、同新作は他のトップ5を合わせたアルバムの売り上げを上回る結果となった。
ロビーは「アルバムと映画を応援してくれた皆、ありがとう。15枚目の全英アルバムナンバーワンを獲得できたことはとても光栄だ。ファンのサポートは当たり前のことじゃない。映画『ベター・マン』に誇りを持っているから、そのサウンドトラックが1位になったことは格別だよ」と声明を発表した。インスタグラムでは「ジョン&ポール&リンゴ&ジョージ&ロビー」とビートルズのメンバーに自身の名前を加えたTシャツの画像も掲載。偉大なグループと並んだことを喜んだ。
そんなロビーはテイク・ザットでの活動も合わせるとUKアルバムチャート1位獲得のアルバムは20枚に、ソロ活動やザ・ビートルズ、ウイングス、亡き妻リンダ・マッカートニーとの音楽活動による22枚のアルバムで1位を獲得しているポール・マッカートニーに次ぐ記録となっている。
テイク・ザットに加入した当時、16歳だったロビーだが、80歳になっても精力的な活動を続けるロッド・スチュワートのように長いキャリアを築きたいと最近デイリー・スター紙に話していたところだ。
一方次のニューアルバムは重厚なギターとポップヒッツを融合したものになると予告。「NME」誌に「もし今テイク・ザットを脱退したのだとしたら、現在の僕を踏まえた上でこんなアルバムを作りたかった」と話した。さらに「特にこの曲(『ロケット』)にはそれが凝縮されている。残念ながら、そして幸運なことに、ポップな曲も生まれた。『あ、これはヒットする』ってね」と手応えを明かしていた。