パフ・ダディ名義でも知られる“ディディ”ことショーン・コムズの性的人身売買疑惑などを巡るスキャンダルが、近日公開の新作ドキュメンタリーで取り上げられる。昨年の9月からニューヨークのブルックリンにあるメトロポリタン拘置所に収監されているディディは、性的人身売買や性的暴行など全ての罪を否定しているところだが、チャンネル4とライオンTVによるこの新作ではその告発について検証するという。
同チャンネルでは過去に、ラッセル・ブランドやアンドリュー・テイト、マリリン・マンソンらを巡るスキャンダルのドキュメンタリーが放送されている。
あるテレビ関係者は「ザ・サン」紙に「ディディの公判が近づく中、この事件でまだ声を上げていない人々に発言や証言する機会を与えるんです」と話す。「この徹底的に掘り下げる番組では、すべての罪状に踏み込むだけでなく、ディディの成功と、彼が主催した有名なホワイトパーティーの舞台裏に迫ります」と明かした。
ディディの裁判は5月5日から開始予定となっている。
ディディのこの事件に関しては、Netflixの「ディディ・ドゥ・イット?」など、複数ドキュメンタリー作品が制作されている。