グッズの展開などを行う「SUNHEAD(サンヘッド)プロダクション」社が17日、公式X(旧ツイッター)を更新。「弊社の経営状況の悪化のため」として、生産予定だった人気ゲーム「ぷよぷよ」の公式グッズを販売中止にすると急きょ発表した。
公式Xでは「『ぷよぷよ』通販に関する大切なお知らせと訂正」と題して文書を公開。「今回の弊社での通信販売に関しまして、誤解を招く表現があったた為、改めて皆様へ告知させて頂きたく存じます」とし、「今回の販売中止に関しましては、弊社の経営状況の悪化に伴うことが原因で御座います」と販売中止の理由を公表した。
続けて「ご購入頂きましたお客様へは大変申し訳なく思っております」と謝罪し、今後については「順次返金対応を行って参ります」と記した。同社は15日までに販売中止の報告をしていたと見られ、その内容に「誤解を招く表現があった」として訂正した形となった。
同社は2024年12月24日から今年1月5日まで注文を受け付けており、ミニグラスやアクリルキーホルダーなどが販売予定とされていた。
かつて「ぷよぷよ」を生み出したゲームソフトメーカー「コンパイル」は一時は70億円近くの売り上げがあったとされながら、1998年に経営破綻。2004年に破産廃止している。その後、「ぷよぷよ」シリーズ全般の知的財産権・営業権などは大手ゲーム会社「SEGA」に引き継がれている。
SUNHEADの投稿に、ネットからは「そんなところまでコンパイルに寄せなくて良いですよ?」「ぷよは悪くない。」とツッコミも。「ハッキリ言いなさいよ 売れる見込みが無かったから辞めたって」と厳しい声もあった。