NewJeans、所属事務所ADORが広告契約締結禁止の仮処分を申請「K-POPを不安定化させる恐れ」と主張

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緊急記者会見以来、初の韓国歌番組に出演したNewJeans(出典:SBS)
緊急記者会見以来、初の韓国歌番組に出演したNewJeans(出典:SBS)

 NewJeansの所属事務所ADORが、同ガールズグループが同意なしにブランドと契約を結ぶことを禁止する仮処分を申請したことが分かった。このような行動が、韓国の音楽セクターを「不安定化」させる可能性があるとまで指摘している。

 「この決定は、広告主を含む第三者への混乱と潜在的な損害を防ぐために下されたもの。法的手続きなしに一方的な専属契約の解除や独立活動を許可することは、エンターテインメント産業への投資を弱体化させ、K-POPセクターを不安定化させる恐れがある」としている。

 昨年9月、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインで構成されるNewJeansは、ADORによるいじめ、ハラスメントなどを告発し、その2ヵ月後には契約解除を要求した。しかし、韓国の雇用労働部は現時点でハラスメントの訴えを退けている。

 グループは昨年11月末に緊急会見を開き、ADORとの専属契約解除を発表。これに対しADORは、 「アーティストと関連するすべての利害関係者の双方に対して、一方からの主張のみに基づいて我々の専属契約を一方的に解除することはできないことを明確にする必要があった」として、NewJeansを提訴している。

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