タレントの熊切あさ美が26日、フジテレビ系「めざまし8」で、15年以上悩まされた顔の腫れの病名が分かったと告白した。
“崖っぷちアイドル”として人気を博した熊切は、15年ぐらい前から突然まぶたが腫れ上がる病気に悩まされており「何の前触れもなく、次の日起きたらバンとまぶたが腫れてて。それが1年に1回とか起きてた」と説明。取材日も「赤みで腫れてるのでメークで隠してる。皮がちょっとブヨッとしちゃってる状態。治りきってない」と話した。
「怖いし、気持ち悪かった。自分だけ顔に出るのが…。原因が分からなくて、こういうお仕事をしているので、この顔では人前に立てない」と悩んでおり、病院では「ストレスによるじんましん」だと言われていたという。
治療はステロイドの注射投与などだったというが、今年の11月に発症した際、「ステロイドの点滴が効かなくて。大学病院に行ったらクインケ浮腫ということが分かった」と聞き慣れない病名を告げられたという。
番組では専門家にも聞き症状を解説。粘膜の深い部分が一過性に腫れるというもので、血管性浮腫とも言われる病気。かゆみは少ないが症状が消えるまで時間がかかるという。
熊切は「正直ホッとした。薬の治療でちょっとずつ回復するのが分かったので」と病名が判明したことに胸をなで下ろした。
番組では、症状が出たときの写真も公開。まぶたがかなり腫れ上がっており、ショッキングな写真ではあるが「自分が発信することで、自分がクインケ浮腫で治療すれば治るっていうのを伝えられたら」と、同じような症状に悩む人へ適切な治療を受ければ良くなっていくというのを伝えたかったと話していた。