人気アカデミー賞女優 出産後に女優引退を考えた 「やり切ったかな」と家族優先考えるも母の言葉で踏みとどまる

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ニコール・キッドマン
ニコール・キッドマン

 アカデミー賞女優ニコール・キッドマンが夫キース・アーバンとの長女サンデー・ローズを出産後、俳優引退を考えていたことを明かした。元夫トム・クルーズとの間に2人の養子を持つニコールは、2008年に再婚したキースとの第1子が誕生した際、家族のために仕事をやめようと思ったという。

 CBSニュースとのインタビューでニコールはこう明かす。「(サンデー・ローズを)出産した時、『もうやり切ったかな』って思った」「私たちは農場で暮らしていたんだけど、母からその時『完全に辞めないほうがいいんじゃない』と言われた」「私は『いやいや、もう終わりでいいわ』って感じだった。でも母は『よく聞きなさい。前進し続けることが大事。今までと同じくらいやりなさいと言っているのではないけど、完全に辞めないほうが良い』って言った」「それは私のような機会を得られなかった世代であり、その機会を娘たちのために作るのを手伝った世代の女性からの言葉」「だから、それは自分が小さいころに望んでいたことなんでしょうね」

 そんな母の言葉通り、俳優活動を続け、2010年には代理出産でキースとの第2子をもうけたニコールは、『ラビット・ホール』『LION/ライオン ~25年目のただいま~』『愛すべき夫妻の秘密』でアカデミー賞にノミネート、新作『ベイビーガール』も第97回アカデミー賞有力候補と注目を集めるほど、そのキャリアは力強さを増すばかりとなっている。

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