「日本維新の会」吉村洋文代表(49)が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新。国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中=55)が同日、Xで、年収103万円を超えると所得税が課されるいわゆる「103万円の壁」をめぐり「財務省の戦略」として「維新と握る算段がついた」となどと指摘したポストを引用し「玉木さん、我々は何も握っていません」と否定した。
吉村氏は「103万円の壁突破には賛成の立場です。憶測は控えて頂いた方がよいかと」とけん制。さらに「地獄の底まで、本気で腹括ってやる、一緒に178万円目指してやろう、というなら、協議しましょう。但し、パフォーマンスはなしです。僕らも実現したい公約がありますので」と覚悟のほどを問うた。
玉木氏は自民、公明が、国民民主に示した2025年分から123万円に引き上げる案を、税制改正大綱に盛り込むことに反発。自公が教育無償化に関する協議を始めている維新に触れ「財務省の戦略」と“密約”を指摘している。